鼻毛・耳毛の脱毛|含まれる院と、別料金の院に分かれる
年齢とともに気になり始める部位です。そして「ヒゲ脱毛」の範囲に入っているかどうかが、院によって割れる代表格でもあります。
3つのパターンに分かれる
当サイトが掲載しているクリニックの公式記載を並べます。
| クリニック | 鼻毛・耳毛の扱い |
|---|---|
| メンズリゼ | 「ヒゲ脱毛(全部位)」の対象に鼻毛・耳毛を含む(眉上・眉間、鼻、鼻毛、鼻下、あご、あご裏、耳毛、ほほ・もみあげ、首) |
| ゴリラクリニック | 単部位として別料金。鼻毛・耳毛は6回25,800円(他の単部位は6回38,800円) |
| 湘南美容クリニック | ヒゲ(鼻下+アゴ+アゴ下)に鼻毛・耳毛は含まずと明記 |
同じ「ヒゲ全部位」でも中身が違うという、当サイトがヒゲの「3部位」は院ごとに違うで書いた問題が、ここで最も極端に出ます。
鼻毛・耳毛まで含めたいなら、その部位が含まれるプランを特定してから金額を比べる必要があります。「全部位だから当然入っているだろう」は成り立ちません。
粘膜に近いという特殊性
この部位が別枠で扱われやすい理由のひとつが、構造上の違いです。
鼻の内側・耳の内側は粘膜に近く、皮膚とは条件が異なります。照射できる範囲は入口付近に限られるのが一般的で、奥まで処理するものではありません。
国民生活センターの資料に寄せられた医師の解説は、医療機関では医師が肌の色や肌質からレーザーの出力や照射時間を判断していると説明しています。デリケートな部位ほど、この判断の比重が上がります。
どこまで照射するのかを、施術前に確認してください。想定より狭い範囲だった、というのは避けたい展開です。
全部なくすものではない
もうひとつ、目的の整理が要ります。
鼻毛には異物の侵入を防ぐ役割があるとされています。したがって、この部位で目指すのは通常「見えている部分を処理する」ことであって、すべてなくすことではありません。
そもそも医療脱毛では、一度破壊した毛根は元に戻せません。範囲を欲張らない判断が、他の部位以上に効いてきます。残す考え方はデザインを残すヒゲ脱毛にまとめました。
耳毛も同様で、外から見える範囲が対象になります。
痛みと回数
痛みについては、鼻の下や鼻の中は神経が集中しており、感じ方が強いと説明されることがあります。麻酔の取り扱いと料金を確認してください → 痛みと麻酔
回数については、公的な基準はありません。他の部位と同じく毛周期に合わせて2〜3か月おきに通うため、5回で1年前後かかります → ヒゲ脱毛は何年かかるのか
なお白髪には反応しません。レーザーはメラニンに反応するためで、年齢とともに白髪が混じってくると、黒い毛だけが減ることになります。この制約は青ひげの正体と介護脱毛と年齢の関係で扱いました。
自己処理をどうするか
施術前は自分で処理しておく必要がありますが、この部位では方法が限られます。
- 毛抜きは使えません。 レーザーが反応する対象がなくなり、その回が無駄になります
- 鼻毛用のハサミや電動シェーバーで、見えている範囲を短くするのが基本です
- 粘膜を傷つけると、その日の照射を見送る判断になります
自己処理の考え方は脱毛期間中の自己処理にまとめています。
契約前に確認する4点
- その院のプランに鼻毛・耳毛が含まれるか(含まれない場合、単部位で追加できるか・いくらか)
- どこまで照射するか(入口から何ミリ程度か、外から見える範囲か)
- 痛みへの対応(麻酔の取り扱いと料金)
- 他の部位とセットにしたときの総額(単部位を積み上げるとセットより高くなることがあります)
4番目はヒゲの「3部位」は院ごとに違うで扱った論点と同じです。必要な部位だけを選ぶことが、常に安いとは限りません。
比較の手順全体はクリニックの選び方へ。
施術のリスクと副作用
医療脱毛は自由診療で、公的医療保険は適用されず全額自己負担です。
主なリスク
- 一度破壊された毛根は元に戻せません
- 鼻毛には異物の侵入を防ぐ役割があるとされ、すべてをなくすことを目的とする部位ではありません
- 粘膜に近いため、照射できる範囲は限られます
- レーザーはメラニンに反応するため、白髪には反応しません
- 硬毛化・増毛化が起こることがあります
- 回数を重ねても、毛が完全になくなることが保証されるものではありません
主な副作用
- 照射時の痛み(鼻の下や鼻の中は感じ方が強いと説明されることがあります)
- 照射直後の赤み・ほてり・むくみ
- 毛のう炎
- 施術部位の乾燥・かゆみ
症状の程度や頻度には個人差があります。実際に受けられるかどうかは、医師の診察を受けたうえで判断してください。
なお料金と部位構成は変更されることがあります。掲載内容は確認日時点のものなので、最新の情報は各院の公式サイトでご確認ください。
まとめ
- 鼻毛・耳毛は「含む院」「別料金の院」「含まないと明記する院」に分かれる
- 当サイト掲載院では、メンズリゼが全部位に含み、ゴリラは単部位で別料金、湘南は含まないと明記
- 粘膜に近いため照射範囲は入口付近に限られる。どこまで照射するかを事前に確認する
- 鼻毛には異物の侵入を防ぐ役割があるとされ、全部なくすことを目的とする部位ではない
- 毛抜きは使えない。ハサミや電動シェーバーで見えている範囲を短くする
- 単部位の積み上げがセットより高くなることがある。総額で比べる
出典
- メンズリゼ 料金ページ(ヒゲ脱毛全部位の対象部位)(2026-09-05確認)
- ゴリラクリニック ヒゲ脱毛 料金ページ(単部位の料金)(2026-09-05確認)
- 湘南美容クリニック メンズ脱毛ページ(ヒゲの対象部位)(2026-09-05確認)
- 国民生活センター「なくならない脱毛施術による危害」2017年5月11日(2026-09-05確認)
この記事の作られ方
この記事は医師の監修を受けていません。医療行為の推奨ではなく、厚生労働省・消費者庁・国民生活センター・学会の診療ガイドライン、 および各クリニックが公表している情報を整理したものです。
記載の根拠は記事末の出典に、確認日とあわせて示しています。 効果・副作用・適応の判断は個人差が大きく、記事の情報で代替できるものではありません。 治療の可否は必ず医師の診察を受けたうえで判断してください。
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